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沖縄と結婚式とタコライスの歴史

こんばんは。せいしょうです!

 

実は、少しの間、沖縄に行ってました。

 

タコライス COMEDOR

 

従兄弟の結婚式だったのです。

皆さん、沖縄県民の結婚式に行った事はありますか?

 

凄いですよ!?なんかもう【祭】ですよ!!

 

式のプログラムの3分の1から4分の1は、余興です。

余興に始まり余興に終わると言っても過言ではないくらいに余興祭りです。

プログラムの中に『カチャーシー』という【みんなで踊る時間】が

既に組み込まれているくらいですから。

 

タコライス COMEDOR

 

とても楽しいので、今からでも遅くありません。

是非、沖縄の友達を作って結婚式に呼んでもらってください。

 

沖縄には『いちゃりばちょーでー』という人類皆兄弟的な、なんかそんなカンジの方言もあるんで

心を開いて歩み寄れば、すぐ仲良くなれます。

 

という訳で、行ってきた沖縄なんですが

ご存知ない方も多いでしょうが、僕の店の目玉商品である『タコライス』

実は、沖縄生まれなんですよ。

 

今から、約30年くらい前。ファミコンが出回りだしたり、東京ディズニーランドできたり

バブルが始まりだした戦後絶頂期の

日本がワッショーイってなりだした頃に

 

沖縄では知らぬ人のいない程の有名店『キングタコス』の創始者である

儀保松三さんという方が、当時の日本好景気による円高による

夜、外食があまりできなくなったアメリカ兵の為に

安くて腹いっぱいになる、ボリュームのある食べ物を。

「ノーハングリー。ノーライフ。」そんな事まで言ったかは知りませんが

そういう背景の下、考え出されたのが

 

『タコライス』なのです。

 

で、沖縄の金武町(きんちょう)って1軒のパーラーから始まったタコライスは

そっからはもうホント飛ぶ鳥を落とす勢いで沖縄中に広まり

学校の給食にもなるわ

日本人なら誰もが知ってる全国展開の大手牛丼チェーン店やフライドチキンに弁当にハンバーガーのチェーン店までが

メニューに加えるほど、浸透していきました。

さて、そんなタコライスですが、僕自身とても好きなので

沖縄以外の地でも、お店のメニューにあったりすると嬉しくてついつい頼んでしまうんですが

 

沖縄で食べるタコライスとは、なんか違うのです!

 

怒られるのを覚悟で言うとタコライスっぽい別の物が出てくる事が多いのです。

 

もうハッキリ言います!コレはタコライスでは無い!!と。ほんで高いし。

 

僕の恋焦がれたタコライスに、本土で出逢う事は

そうそうありませんでした・・・。

 

なんか文句言ってるみたいですいません。

コレを読んでるタコライス出してる人いたらホントすんません。

 

すいませんすいませんと謝ってはみたものの

全然悪いと思ってなくて

 

マジで、ごめんなさい。

 

そんな、ある日、戦国武将が言ってた言葉を思い出しました。

 

「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」

「鳴かぬなら 鳴かせてみよう ホトトギス」

「無いのなら 作ってしまえ タコライス」

「鳴かぬなら 鳴くまでまとう ホトトギス」

 

・・・まぁ一行ウソが混じってますけどね。

それに気付きましたか?

 

そうでしょう!そうでしょう!!

そんな違いのわかるアナタに食べて欲しい我が渾身のタコライス。

 

お店の方も着々と工事が始まっています。
タコライス COMEDOR

タコライス COMEDOR
では、また。

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